ソーラー水ポンプシステム用太陽電池パネルの設定方法
ソーラー水ポンプシステム用太陽電池パネルの設定方法
太陽光発電用ポンプインバータを効率的かつ安定的に運用するためには、次の基本原則に従ってください。
“まず電圧要件を優先し、その後で出力(電力)要件を満たす .”
ステップ1:インバータの定格電圧クラスと対応するストリング電圧範囲を確認
220V用インバータの場合:1本のストリングにおける全パネルの開放電圧(VOC)合計は330V~440Vの範囲内である必要があります。
380V用インバータの場合:1本のストリングにおける全パネルの開放電圧(VOC)合計は550V~800Vの範囲内である必要があります。
ステップ2:1本のストリングに接続するパネル枚数を算出
単一パネルの開放電圧(VOC)に基づいて計算します。
最小枚数 ≥ インバータの最低必要電圧 ÷ 単一パネルのVOC
最大枚数 ≤ インバータの最大許容電圧 ÷ 単一パネルのVOC
構成例:
インバータ:SP800-004G-4(380Vモデル)
太陽電池モジュール:450W(VOC=39.3V)
1.電圧条件の確認:
最小枚数:550V ÷ 39.3V ≈ 14枚(切り上げ)
最大枚数:800V ÷ 39.3V ≈ 20枚(切り捨て)
結果:1ストリングあたり14~20枚で構成します。
2.出力条件の確認:
インバータ定格出力:4kW(SP800-004G-4を4kWと仮定)
必要な太陽電池合計出力:4kW × 1.5 = 6kW以上
確認:
14枚パネル使用時:合計出力=14×450W=6.3kW(要件を満たす)
20枚パネル使用時:合計出力=20×450W=9.0kW(要件を上回る)
ステップ3:最終的な構成オプション
コスト効率の高いソリューション:1ストリングで14~16枚のパネルを接続。初期投資を最適化しつつ、すべての要件を満たします。
冗長性・全天候対応のソリューション:1ストリングで18~20枚のパネルを接続。薄暗い条件下でもより高い発電性能と長時間の運転が可能です。
大規模システム向けソリューション:20枚を超えるパネルを導入する場合は、複数の並列ストリング(コンバイナーボックス使用)を採用し、各ストリングの電圧を規定範囲内に保ってください。
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